イベント2025/3/28
シュラフのクリーニングサービスについて
そろそろ冬用シュラフを片付ける季節になってきましたね。
ですが、シーズン最後の冬山から帰ってきて寝袋を収納袋に入れたまま、次に収納袋から出すのは来シーズン・・・なんていうのは絶対に避けてほしいところです。
長期保管の前にしておく大切なことがあります。それは、シュラフのクリーニングです。
イスカでクリーニングサービスを提供していることをご存じでしょうか。
寝袋って洗えるの?面倒臭そう・・という方や失敗したくないからプロに任せたい方、一度も寝袋を洗ったことがないという方は、ぜひ一度ご利用いただきたいサービスです。
今回は弊社のクリーニングサービスをご紹介したいと思います。
イスカのクリーニングサービスの特徴
=生地表面の汚れを落とすことよりも、ダウンの性能回復を主な目的としている。
クリ-ニングの方法には、大きく分けて水洗いとドライクリーニングがあります。ドライクリ-ニングとは、水ではなく有機溶剤(主に石油系)を使って洗濯をする方法のことです。
ダウンシュラフをドライクリ-ニングすると、皮脂や整髪料などの油溶性の汚れは落とすことができますが、ダウンにとって必要な天然の油分まで落としてしまい、、ダウンの本来のかさ高性能(=保温性能)を損なう恐れがあります。
イスカのクリーニングサービスでは、ダウンの保温性能を損なわないように、ドライクリーニングではなく中性洗剤を用いた水洗いを行っています。
少し専門的なお話になりましたが、ここからは実際にクリーニングサービスをご利用いただいた製品のビフォー&アフターをご覧いただきたいと思います。
①エア280X(夏用/旧モデル)
クリーニング前は全体的にペタッとした印象でしたが、クリーニング後にはボリュームが回復。重量の差は4gと変化は少なかったものの、平置き状態で床からの高さは3.5㎝アップしました!(胸部の測定)
②ポカラ(3シーズン用/旧モデル)
こちらは春~秋まで使えるシュラフです。2000年頃のモデルですので、25年ほどご愛用いただいていることになるかと思います。洗濯をどれくらいの頻度でされていたかは不明ですが、クリーニングサービスご利用で71gも軽くなりました。ロフトもしっかりと出て、これからもまだまだ現役で使っていただけそうです。
③エア810(冬用/旧モデル)
こちらはかさ高性能が特に回復した例です。全体的に湿気を帯びていて重くなったこちらの寝袋も、クリーニングで汚れを落とした後にしっかりと乾かすことで43g軽くなりました。またかさ高は9㎝もアップ。本来の保温性能を発揮してこれからもユーザー様にご愛用いただけることを思うと、私たちも嬉しいです!
最後に
ご覧いただきましたとおり、お預かりしたシュラフを清潔で軽くてふかふかな状態にしてお戻ししますので、「新品になったみたい!」という感動のお声も多くいただく、満足度のかなり高いサービスです。
なお、ご購入の時期が古くても弊社のダウンシュラフであれば受付いたしますが、化繊のシュラフや他社製品の受付は行っておりませんので、ご了承ください。
お申込み方法や金額・細かい注意事項などは下記ページをご覧くださいませ。
クリーニング LP - 寝袋・シュラフの専門メーカー ISUKA
シーズンが始まったときに気持ちよく寝袋を使えるように、しっかりメンテナンスしてしまうように心がけましょう!